2023/10/2


〈「みらい酒」プロジェクト〉、ついに稲刈り!


投稿者:金井酒造店広報部 

皆様、こんにちは。秦野市の一大イベントである「秦野たばこ祭」を終え、秋の深まりを感じるこの頃です。ブースへご来場いただいた皆様、ありがとうございました。


実は、お祭りの少し前に、今年の6月に田植えをした酒造好適米・五百万石の収穫をしてまいりました。秦野産の酒米を使った〈「みらい酒」プロジェクト〉がいよいよ醸造シーズンをむかえようとしています! 

〈「みらい酒」プロジェクト〉のお話

以前、金井酒造店WEBサイトでお話した〈「みらい酒」プロジェクト〉。秦野市で酒造好適米・五百万石を栽培し、米と水の両方に秦野産を使用した地酒を造ろうというプロジェクトです。

金井酒造店の日本酒には、秦野産の梅、湘南ゴールドなど地の物を使用しています。もちろん秦野産の米を使った酒造りも行っておりますが、作付け面積の都合から伊勢原など神奈川県産の米をブレンドして使用しています。日本酒の原料である米と水に秦野産を使用することは私たちの夢の一つでした。


米作りから携わり、秦野産の米と水を使用した秦野のお酒が〈「みらい酒」プロジェクト〉で実現します!

「五百万石」ってどんな米?


6月に田植えをしたのは「五百万石」。酒造好適米の一つで、1944年に新潟県の農場で生まれました。全国における作付け面積は山田錦に次いで2位。100種類を超える酒造好適米の中でもポピュラーな品種と言えるでしょう。心白と呼ばれる米の中心部が大きく、蒸米の理想と言われる外硬内軟に蒸しあがり、麹が作りやすい特徴を持ちます。出来上がるお酒はキレのある淡麗な味わい。〈「みらい酒」プロジェクト〉で使用するのはこのお米です。

完成を心待ちにしながら秋を過ごすお供には、「秋あがり」がおすすめ。こちらは山田錦を使用しており、コクのある味わいが特徴です。これから醸造に入る「みらい酒」を楽しみに、米の品種による特徴をお楽しみください。