湘南のレモンでお酒を作ったら — 大吟醸×湯河原レモンの話
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「湘南」という言葉を聞いたとき、頭に浮かぶのはなんでしょう。波打ち際を走るサーファー、江ノ島の夕暮れ、海沿いのカフェ——そういう絵が、おそらく多くの人の中にあると思います。
でも、レモン畑はどうでしょう。
湘南から少し南へ下った湯河原に、神奈川産のレモンが育っていることを、正直なところ私たちも最近まで知りませんでした。
湘南レモンで作るレモンサワー — クラッチュ
[クラッチュ 湘南潮彩レモン40 ¥2,750 →](/products/105)
目次
湯河原で育つ、神奈川のレモン
湯河原町は、神奈川県の最南端、熱海の隣に位置しています。温泉地として知られていますが、温暖な気候と、相模湾から吹き上がる潮風は、柑橘の栽培にも向いている土地です。
「湘南潮彩レモン」は、そんな湯河原で丁寧に育てられた神奈川県産のレモンブランドです。知名度はまだ高くありません。スーパーの棚でよく見かけるような存在でもない。でも、だからこそ、この地域で何かを作ろうとしている人間には、気になる素材でした。海風を受けて育った、まだ多くの人が知らないレモン。
秦野の酒蔵が、湯河原のレモンを選んだ理由
金井酒造店は、神奈川県秦野市にある酒蔵です。丹沢山系の伏流水を仕込み水に使い、長年日本酒を造り続けてきました。海からは少し距離がありますが、同じ神奈川の空の下にいる。そのことが、湯河原のレモンと向き合うときに、じわりと背中を押してくれた気がしています。
県外の有名産地のレモンを使う選択肢もありました。でも、神奈川の蔵として、神奈川のものを大切にしたかった。湘南潮彩レモンに出会ったとき、迷いはありませんでした。
大吟醸仕込みという、少しだけ贅沢な話
日本酒の蔵だからこそ、ベースに選べたのが大吟醸です。
大吟醸は、米を高度に精米し、低温でゆっくり発酵させた、繊細な香りと澄んだ味わいを持つお酒です。フルーティーな香りと、すっきりとしたキレ。レモンの酸味と合わせるなら、主張しすぎない、でも品のある土台が必要でした。
「クラッチュ 湘南潮彩レモン40」の「40」は、果汁率40%を意味しています。レモンリキュールとしては、かなり高い配合です。薄めて香りをつけたのではなく、レモンをしっかり入れた。それができたのは、ベースの大吟醸が、レモンに負けない清潔さを持っていたからだと思っています。
飲んでみたときのこと
グラスに注ぐと、まずレモンの香りが来ます。爽やかというより、少し力強い。果汁40%というのは伊達ではなくて、香りからすでにレモンです。
口に含むと、酸味がはっきりあります。甘さはありますが、くどくない。後から大吟醸の丸みが追いかけてきて、最後にすっと消えていく。アルコールは25度なので、ロックでも、炭酸で割っても、それぞれに表情が変わります。夏の夜に氷をたっぷり入れて飲んだとき、「湘南ってこういうことかもしれない」と、なんとなく思いました。理由はうまく言えないのですが。
湘南エリアへ来たら、手に取ってみてほしい
720ml・税込2,750円。お土産として持ち帰りやすいサイズと価格帯です。
「湘南のお土産に何がいいか」と聞かれると、案外答えに詰まることがあります。海のものはあっても、この地域ならではのお酒となると、選択肢が限られる。そこに、神奈川産のレモンと、神奈川の蔵のお酒が並ぶというのは、静かにうれしいことだと感じています。
湘南に遊びに来た日の帰り道に、あるいは神奈川に縁のある人への贈り物に。そういう場面で手に取ってもらえたら、と思います。
おわりに
湯河原のレモン畑のことを調べていたとき、神奈川にはまだ自分たちが知らない風景がたくさんあるな、と思いました。有名ではないけれど、静かに根を張っているもの。それをお酒という形にして、誰かの手元に届けられるとしたら——そんなことを考えながら、この一本は生まれました。
飲み終わったあとに、少しだけ湯河原の海風のことを思い出してもらえたなら、それで十分です。
金井酒造店 / 神奈川県秦野市
湘南レモンで作るレモンサワー — クラッチュ
湘南・湯河原産レモン果汁40%を大吟醸で仕込んだサワーの素。ソーダ1:4で割るだけ。
[クラッチュ 湘南潮彩レモン40 ¥2,750 →](/products/105)