焼酎より安い?日本酒の1杯あたりコスパを計算してみた
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「日本酒って高いよね」と言われることが多い。たしかに四合瓶で1,500円〜3,000円くらいするから、1本あたりの値段だけ見ると焼酎の一升瓶より高く感じる。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみたい。お酒のコスパって「1本いくら」じゃなくて「1杯いくら」で比べるほうが実態に近いんじゃないだろうか。
気になったので、実際に計算してみた。
※ 写真はイメージです
まず焼酎の1杯あたりを出してみる
焼酎は一升瓶(1800ml)が基本。25度の焼酎を水割りやソーダ割りで飲む場合、1杯あたりの焼酎は約60ml。つまり1本で約30杯とれる。
甲類焼酎(いいちこ等)の場合:
- 1800ml 約1,500円
- 1杯あたり約60ml × 30杯
- 1杯あたり約50円
芋焼酎(黒霧島等)の場合:
- 1800ml 約2,000円
- 同じく約30杯
- 1杯あたり約67円
安い。文句なしに安い。甲類なら1杯50円。割り材のソーダ代を入れても100円いかない。焼酎が「家飲みの王様」と言われる理由がよくわかる。
じゃあ日本酒は?
日本酒をストレートで飲む場合、1杯は一合(180ml)が標準。720mlの四合瓶なら約4杯。
ここで差がつくのは飲み方だ。
日本酒ハイボールにすると話が変わる。酒と炭酸水を1:1で割るから、1杯あたりの酒量は90ml。720mlの瓶から約8杯とれる計算になる。
ストレートだと4杯。ハイボールにすると8杯。同じ1本で倍飲める。
しかも炭酸で割っているからアルコール度数は7〜8度まで下がって、ビールやチューハイと同じ感覚で飲める。食事にも合う。1杯あたりの値段は、銘柄にもよるが焼酎の乙類と大きく変わらないゾーンに入ってくる。
うちの「Sake for Highball」は最初から割ることを前提に設計した日本酒で、1:1で割って約8杯。価格は商品ページで確認してみるのもいい。
缶ビール・缶チューハイとも比べてみる
コンビニで買える定番も計算に入れておく。
缶ビール(350ml): 約200円/本 缶チューハイ(350ml): 約130円/本
缶は1本=1杯だからシンプル。ビールは1杯200円、チューハイは130円。
焼酎の甲類(1杯50円)と比べると、缶はだいぶ割高だ。「手軽さに金を払っている」という構造が見えてくる。
※ 写真はイメージです
「割ると安くなる」という発見
ここまで計算して気づいたのは、割って飲むお酒はコスパが良くなるという当たり前のこと。焼酎が安いのも、60mlを割り材で伸ばして1杯にしているからだ。
日本酒は「ストレートで飲むもの」というイメージが強いから、1杯180mlで計算されがちだ。でも日本酒ハイボールやソーダ割りにすれば、焼酎と同じ土俵で勝負できる。
日本酒ハイボールは度数7〜8度でビール感覚、炭酸の爽快感もあるから、「焼酎のソーダ割りか、日本酒のソーダ割りか」という選択肢も成り立つ。焼酎以外でレモンサワーを作るという選択肢もある。
クラッチュのコスパも出しておく
レモンサワー文脈でもうひとつ。うちの「クラッチュ 湘南潮彩レモン40」は、清酒(大吟醸)と醸造アルコールをベースに、湯河原産レモン果汁を40%使ったお酒だ。糖類・香料・酸味料なし。25度。
- 720ml 2,750円
- 1杯あたり30ml + 炭酸水で割る
- 約24杯/本
- 1杯あたり約115円
缶チューハイ(130円/本)より安い。しかも果汁40%で糖類ゼロ。缶チューハイの果汁率と原材料表示を見比べてみると、115円の見え方が変わってくるかもしれない。
まとめると
| 1杯あたり | |
|---|---|
| 甲類焼酎(水割り) | 約50円 |
| 芋焼酎(水割り) | 約67円 |
| クラッチュ(ソーダ割り) | 約115円 |
| 缶チューハイ | 約130円 |
| 缶ビール | 約200円 |
日本酒ハイボールはSake for Highballの価格次第だが、割って飲めば焼酎の乙類と同じレンジに入る。「日本酒は高い」は、飲み方を変えると印象がだいぶ変わる。
コスパだけで酒を選ぶ人はいないと思うけど、「意外と安いんだ」と知っておくと、選択肢が広がる。ワイン派の人は日本酒とワインのカロリー・糖質比較も気になるかもしれない。こちらも「思ったほど差がない」という話になっている。