日本酒リキュールとは|日本酒蔵元が造るクラフトリキュールの魅力
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日本酒リキュールとは|日本酒蔵元が造るクラフトリキュールの魅力
「日本酒リキュール」という言葉を見かけたことがあるでしょうか。日本酒と果実・梅などを組み合わせたリキュールは、日本酒の新しいカテゴリとして注目されています。
この記事では、神奈川県秦野市の蔵元・金井酒造店が実際に造るリキュールを例に、日本酒リキュールとは何か・市販品との違い・飲み方をすべて説明します。
日本酒リキュールとは
リキュールとは、蒸留酒や醸造酒をベースに、果実・花・スパイスなどを加えて造るお酒です。日本酒リキュールは、その名の通り日本酒をベースとしたリキュールのこと。酒税法上は「リキュール類」に分類されます。
市販のリキュールの多くはスピリッツ(焼酎・ウォッカなど蒸留酒)をベースにしていますが、日本酒ベースは根本的に味わいが異なります。米の旨みと甘みが残るため、果実の風味がより丸く、飲み口がやわらかいのが特徴です。
蔵元が造る日本酒リキュールが「普通のリキュール」と違う理由
スーパーで売っているチューハイの素やリキュールと、蔵元が造るリキュールには根本的な違いがあります。
- ベースの酒質が違う — 量産品は中性スピリッツ(無味無臭の蒸留酒)を使うことが多いですが、蔵元のリキュールは自分たちが醸した日本酒がベース。米の旨みが土台にある
- 原料にこだわれる — 自分たちの地域で採れた果実を使える。金井酒造店では神奈川県産の原料にこだわる
- 少量・手仕込み — 量産ラインではなく、お酒と同じ感覚で仕込む。毎年微妙に表情が変わる
金井酒造店のクラフトリキュール
クラッチュ 湘南潮彩レモン40
神奈川県産レモンを果汁率40%という高果汁で使ったレモンリキュール。日本酒蔵元が造る「クラッチュ」シリーズ第一弾です。
フレッシュな果汁感と湘南らしい清涼感が特徴。ソーダ割りでレモンサワーに、ロックでそのまま飲んでも。日本酒の米の旨みがベースにあるため、市販のレモンサワー素材とは一線を画した奥行きのある味わいになっています。
白笹鼓 ウメザケ(梅酒)
秦野市内の畑で蔵の従業員が手摘みした梅を、白笹鼓の日本酒にじっくり漬け込んだ梅酒。全国梅酒品評会(日本酒梅酒部門)銀賞受賞。
市販の梅酒と比べると甘みが穏やかで、日本酒の旨みが生きた深みのある味わい。ロック・ソーダ割り・お湯割りと幅広い飲み方で楽しめます。生産量に限りがあり、毎年完売する人気商品です。
ササノネ 湘南ゴールド(和リキュール)
神奈川県産の柑橘「湘南ゴールド」を使った和リキュール。爽やかな柑橘香と日本酒の旨みが融合した、神奈川らしい一本です。
日本酒リキュールの飲み方
ソーダ割り(1:3〜1:4)
もっともポピュラーな飲み方。リキュール1に対してソーダ3〜4が目安。レモン系はキレが増し、梅系はすっきり飲みやすくなります。
ロック
氷を入れたグラスにそのまま注ぐ。果実の風味がゆっくり溶け出し、飲み進めるにつれて味わいが変化します。アルコール感を楽しみたい方に。
お湯割り(梅酒に特におすすめ)
梅酒のお湯割りは、梅の香りが広がって体が温まります。ウメザケのお湯割りはホッとする一杯になります。
ストレート(冷やして)
冷蔵庫でよく冷やしてそのまま飲む方法。少量をゆっくり味わうのに向いています。果実と日本酒の複雑な風味をもっとも純粋に感じられます。