夏におすすめの日本酒|暑い日に飲みたい爽やかな一本
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※ 写真はイメージです
夏になると、日本酒からビールやチューハイに切り替える人が増える。気持ちはわかる。暑い日に重たい味の酒はつらい。
ただ、日本酒にも「夏に飲んでこそ」という一杯がある。キンキンに冷やして飲む冷酒、炭酸で割る日本酒ハイボール。選び方を変えるだけで、夏の日本酒はまったく違う顔を見せてくれる。
目次
夏の日本酒、選ぶポイントは「軽さ」
夏に合う日本酒を選ぶとき、いちばん意識したいのは「軽さ」だと思う。
具体的には、アルコール度数が低め(13〜14度あたり)で、酸味がほどよくあるタイプ。酸味があると味が引き締まって、後味がすっきりする。逆に甘味が強く旨味がどっしりしたタイプは、冬に燗で飲むほうがおいしく感じることが多い。
もうひとつの目安は「冷やして映えるかどうか」。冷やすと香りが穏やかになるから、もともと香りの華やかな吟醸系よりも、すっきりとした酸と軽い口当たりの酒のほうが、冷酒には合いやすい。
夏の一本なら、季節限定の「夏笹しゅわり」
夏にいちばんおすすめしたいのが、季節限定の夏笹しゅわり(純米発泡生)。その名のとおり、しゅわっと微発泡する生酒だ。
きりっと冷やすと、炭酸のはじける感じと軽い口当たりが、暑い日にたまらない。日本酒なのにスパークリングワインのような感覚で飲めて、暑さで重い酒がつらいときでもするする入っていく。アルコール度数も高すぎないので、夏の一杯目にちょうどいい。
生酒なので、買ったら冷蔵庫で保存して、なるべく早めに飲みきるのがおいしい。夏のあいだだけの一本だから、見かけたら逃さないでほしい。¥1,100。
じっくり冷酒で飲むなら、碧笹
発泡しないすっきりした冷酒がよければ、碧笹(あおざさ)。低アルコールの純米酒で、口に含んだときの印象が軽い。白ワインのような甘酸っぱさがあって、後味がすっと消える。
冷蔵庫で5〜10℃くらいまで冷やして飲むのがいい。ワイングラスでもいいし、小ぶりのガラスのぐい呑みでも。枝豆や冷奴のような、シンプルなつまみとの相性が抜群にいい。
冷酒の基本についてはこちらの記事でくわしく書いているので、温度帯による味の違いが気になる方はあわせてどうぞ。
もっと軽く飲みたいなら、日本酒ハイボール
「冷酒でもまだ重い」と感じるなら、日本酒のソーダ割りという手もある。
うちには「SAKE for Highball」というソーダ割り専用の日本酒がある。度数は高めの18度だが、これは炭酸で割ることを前提に設計した酒だ。ソーダで1:1に割ると度数は約9度になり、ビール感覚で飲める。
ポイントは、氷をたっぷり入れたグラスに日本酒を注いでから炭酸水を静かに注ぐこと。勢いよく混ぜると炭酸が抜けてしまう。レモンやライムをひと絞りすると、さらに夏らしくなる。
作り方のコツは日本酒ハイボールの記事にまとめてあるので、試してみたい方はそちらも。
※ 写真はイメージです
夏の日本酒、温度管理だけ気をつけたい
夏に日本酒を飲むとき、ひとつだけ気をつけてほしいのが温度管理。日本酒は熱に弱い。常温で放置すると味が変わってしまうことがある。
開封後は冷蔵庫に入れておくのが安心。未開封でも、直射日光や高温になる場所は避けたほうがいい。夏場は特に、買ったらなるべく早く冷蔵庫に入れるのがおすすめ。
外で飲むときは、クーラーバッグに保冷剤を入れて持ち運ぶといい。BBQやキャンプに持っていくなら、四合瓶(720ml)のサイズが扱いやすい。
夏の食卓と日本酒の組み合わせ
夏の料理と日本酒の相性をいくつか。
刺身やカルパッチョには、碧笹のような酸のある純米酒がよく合う。酸が魚の脂を切ってくれるから、口の中がさっぱりする。
焼き鳥やBBQなら、日本酒ハイボール。炭酸の爽快感が肉の脂とぶつからず、何杯でもいける。レモンを添えると最高。
そうめんや冷やし中華のようなあっさりした料理には、冷酒をそのまま。料理の邪魔をしない軽い酒が、食事全体をまとめてくれる。
自分に合う夏の一本を見つけるには
夏に合う日本酒を選ぶ基準は、結局のところ「自分が心地よいかどうか」だと思う。冷酒がいいのか、ハイボールがいいのか。甘めが好きか、辛口が好きか。それによっておすすめは変わる。
どこから試していいかわからないという方は、日本酒おすすめの記事も参考にしてみてほしい。好みのタイプ別に選び方を整理してある。