年越し・大晦日に飲む日本酒|年越しそばに合う一杯
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大晦日は、一年を静かに振り返る夜だ。賑やかな宴というより、年越しそばをすすりながら、除夜の鐘を聞きながら、しみじみ手酌する時間。そういう夜に合う酒は、正月の祝い酒とは少し違う。
秦野・金井酒造店から、大晦日に飲む日本酒の選び方を提案したい。年越しそばとの相性、寒い夜に向く飲み方まで。
※ 写真はイメージです
大晦日の酒は「締めくくり」の酒
大晦日に開ける酒は、その年の最後の一杯になる。だから、派手に立てる酒よりも、しみじみ寄り添ってくれる酒が向く。一年を振り返りながらゆっくり飲める、落ち着いた一本がいい。
この時期はちょうど、蔵から新酒・しぼりたてが出回るタイミングでもある。その年に搾ったばかりのフレッシュな酒で一年を締めくくるのは、季節の流れとしても理にかなっている。今年の米と水が形になった一本で、来年に向かう——そんな飲み方ができるのが大晦日だ。
年越しそばに合わせるなら
大晦日の定番、年越しそば。そばのつゆは出汁と醤油が効いていて、薬味のネギや七味も加わる。ここに合わせるなら、出汁の旨みに寄り添う純米が素直だ。
そばを手繰る合間に冷酒をきゅっと、というのも良いし、寒い夜なら純米をぬる燗にして、温かいそばと温度を揃えるのも心地いい。香りで立てる吟醸系より、米の旨みでそばのつゆと調和するタイプのほうが、年越しの静かな空気には合う。
天ぷらそばのように揚げ物が乗るなら、燗にして脂を流すと後口がすっきりする。
寒い夜は燗で温まる
大晦日は一年で最も寒い時期。こういう夜は、燗酒の出番だ。純米酒を40〜45℃のぬる燗にすると、米の旨みがふわりとひらいて、体の芯から温まる。除夜の鐘を待つ手酌に、温めた一合徳利はよく似合う。
燗は熱すぎると香りが飛ぶので、人肌〜ぬる燗くらいで止めておくのがおすすめ。冷酒で始めて、夜が更けたら燗に切り替える、という飲み進め方も大晦日らしい。
金井酒造店の大晦日におすすめの一本
年越しに向く一本として、米の旨みがしっかりある純米大吟醸を。冷やせばそばや軽い肴に、ぬる燗にすれば寒い夜の手酌に。温度を動かせる一本があると、大晦日の長い夜を一本で通せる。
毎年完売する初しぼりやしぼりたての新酒は、12月の入荷が中心になる。「年内に届く新酒で年を越したい」という方は、販売開始の案内をメール会員登録で受け取っておくと、入荷時に逃さずご連絡できる。
年が明けたら、正月の酒へ
大晦日の一杯は、年末年始という流れの始まり。年が明けてからの正月酒、おせち、お屠蘇まで含めた全体像はこちらから。
→ 年末年始に飲む日本酒|正月・おせち・年越し・お屠蘇の選び方
大晦日に飲む新酒・しぼりたてについてもっと知りたい方はこちら。
元旦からの祝い酒の選び方はこちら。
飲むときの約束
年越しの夜、つい杯が進む。未成年の飲酒は法律で禁じられています。妊娠中・授乳中の方、車や自転車を運転する方は飲酒できません。 適量で、穏やかに年を越してほしい。