横浜グルメガイド|何を食べる・中華街・ランチ
Share
横浜で何を食べるか——出かける前に、たいていの人がこれを調べる。横浜は中華街、みなとみらい、横浜駅周辺と、街の顔がエリアごとにまるで違う。中華の本格料理、シウマイ、食べ歩きのスナック、みなとみらいの夜景ディナー。選択肢が多いぶん、「結局どこで何を食べればよかったのか」になりやすい街でもある。
この記事では、横浜で食べるものをエリアと時間帯ごとに整理する。中華街の食べ歩きと本格中華、みなとみらい・関内のカジュアルと夜景ディナー、横浜駅周辺のサクッと食べられるランチ。そして一日の組み立て方まで。私は秦野で酒を造っている金井酒造店の人間なので、横浜の食に「その日にどんな一杯を合わせると気持ちいいか」という地酒目線も少しだけ添えておきたい。中華の油やカジュアルな一杯ならレモンサワーのクラッチュ、和食やみやげ・贈りものの文脈なら日本酒の白笹鼓、というふうに、場面で自然に振り分けて紹介する。
固有の店名はあえて断定で挙げない。横浜は店の入れ替わりもあり、時期によって営業も変わる。「こういうものが、このエリアに多い」という地図として読んでもらうのが、いちばん役に立つはずだ。
※ 写真はイメージです
目次
まず地図を頭に入れる — 横浜のエリア感
食べるものを語る前に、ざっくりした地理を押さえておくと一日が動かしやすい。横浜の食エリアは、大きく三つに分けて考えるとわかりやすい。
中華街エリア(元町・中華街駅)。みなとみらい線の終点・元町・中華街駅を降りると、すぐ中華街の朱色の門が見える。約500軒の店がひしめく日本最大の中華街で、本格中華のコース、点心、食べ歩きの肉まんや小籠包まで、食の密度がいちばん高いエリアだ。初めての横浜なら、まずここで食を完結させても満足できる。
みなとみらい・関内エリア。横浜駅と桜木町・関内のあいだに広がる、観覧車や赤レンガ倉庫、山下公園のあるベイエリア。海を眺めるカフェ、商業施設のレストラン、夜景の見えるディナーが似合う。観光や散歩の合間に、カジュアルにもきれいめにも食べ分けられるのがこのあたりの強みだ。
横浜駅周辺エリア。新幹線・在来線・私鉄が集まる横浜の玄関口。駅ビルや地下街に飲食店が集中していて、待ち合わせやサクッと済ませたいランチに向く。雨の日でも地下でほぼ完結できる手軽さがある。
つまり、「中華街でにぎやかに食べる」「みなとみらいで海と夜景を味わう」「横浜駅周辺でサクッと済ませる」の三つを、その日の気分と同行者で選び分けるのが横浜の歩き方だ。以下、食べるものごとに掘っていく。
中華街で何を食べる — 食べ歩きと本格中華
横浜で何を食べるか迷ったら、まず中華街から入るのが王道だ。元町・中華街駅から広がる一帯には、片手で食べられるものから腰を据えるコースまでがぎっしり並んでいる。歩きながらつまむ時間そのものが、横浜観光の楽しみの大きな部分を占めている。
食べ歩きで見かける定番
中華街の食べ歩きでよく見かけるのが、肉まん・あんまん、小籠包、焼き小籠包、ごま団子だ。湯気の立つ肉まんを片手に通りを歩くのは、中華街らしい風景の定番になっている。最近は北京ダックを巻いたものや、火鍋だんご、タピオカ系のドリンクなど、片手スナックの幅も広がっている。塩気のあるものと甘いものを交互につまむと、人混みの中でも飽きずに歩ける。
腰を据えて食べるなら、四川・広東・上海・北京と地方ごとに看板を掲げた専門店が選べるのが中華街の面白さだ。麻婆豆腐やエビチリのような定番から、点心の食べ放題、本格コースまで、予算と人数で選び分けられる。一品ずつ食べ切ってから次へ進むのが、混んだ通りを快適に歩くコツだ。
食べ歩きを快適にするコツ
中華街は通りに人が集まるので、週末の正午前後は人の密度がかなり高い。午前11時前か、午後3時以降に歩くと、同じ通りとは思えないほど快適になる。一度に何種類も持たず、両手をふさがないこと。ゴミ箱は限られているので、食べ終わった容器は持ち帰る前提で身軽にしておくと気持ちよく歩ける。
※ 写真はイメージです
中華の油に、どんな一杯を合わせるか
中華は油と塩気、香辛料が主役になる料理が多いから、合わせるなら口の中を軽く整えてくれる一杯がいい。ひと回りして店に腰を下ろし、料理と一緒に楽しむカジュアルな一杯という場面だ。蔵元として挙げたいのは、果汁の多いレモンサワーをソーダで割ったもの。私たちのクラッチュは湯河原産レモンを果汁40%使っていて、糖類も香料も加えていない。だから余計な甘さがなく、レモンの香りだけがふっと立つ。エビチリの油や麻婆の辛さ、点心の脂をレモンの酸でリセットすると、次のひと口へ気持ちよく進める。もちろん歩きながらの飲酒は勧めない。席についてゆっくり料理と合わせる一杯として覚えておいてほしい。割り方の調整はレモンサワーの作り方10パターンにまとめている。
蔵の便りをメールで受け取りませんか?
新酒や季節限定の案内、神奈川の地酒の楽しみ方などをお届けしています。会員登録はこちら(無料)
横浜シウマイ — 街を代表する味
横浜の食を語るうえで外せないのがシウマイだ。横浜駅や中華街、みなとみらいのどこにいても、シウマイは横浜の味として身近にある。お弁当の形で持ち帰る人が多いが、横浜で食べるなら、できたてを店で味わうのもいい。
シウマイの楽しみ方
横浜のシウマイは、豚肉とホタテの貝柱を使ったものが知られていて、冷めてもおいしいように作られているのが特徴とされる。だからお弁当の中でも味が落ちにくい。店で食べるなら、できたての蒸したてを、横浜の食事のなかに一品として組み込むのがいい。シウマイ弁当を新幹線や電車で食べるのも、横浜らしい食べ方として定着している。帰りの一本に合わせて買っておくと、横浜を離れたあとまで余韻が続く。
シウマイと、合わせる一杯
シウマイは肉の旨味と貝柱のだしが効いた、味の輪郭がはっきりした料理だ。中華の流れで楽しむなら、ここでもクラッチュのソーダ割りが合わせやすい。レモンの酸が肉の脂を軽く流して、シウマイの旨味だけを残してくれる。和の食卓に寄せて落ち着いて味わうなら、米の旨味のある日本酒・白笹鼓を冷やで合わせるのもいい。神奈川にどんな地酒があるかは神奈川の酒蔵14蔵にまとめてある。
みなとみらい・関内のランチと夜景ディナー
中華街でお腹を作ったら、みなとみらい・関内のエリアで海と夜景を味わいたい。横浜の港町らしい景色を眺めながら食べられるのが、このエリアの最大の魅力だ。
昼はカジュアル、夜は夜景
みなとみらいから関内にかけては、海を眺めるカフェ、商業施設の中のレストラン、赤レンガ倉庫周辺のビストロなどが点在する。昼は散歩や観光の合間にカジュアルに、夜は夜景の見えるレストランでゆっくりディナーと、時間帯で食べ方を変えやすい。観覧車や夜のベイブリッジを眺めながらの食事は、横浜ならではの体験になる。人気の夜景レストランは予約が取りにくいこともあるので、夜にきれいめの店を狙うなら、時期や曜日によって事前に確認しておくと安心だ。
関内・野毛のにぎやかな夜
関内から少し歩いた野毛は、横浜でも指折りの飲み屋街として知られている。小さな居酒屋や立ち飲みがぎっしり並ぶエリアで、みなとみらいのきれいめな夜とは別の、人情味のある横浜の夜が味わえる。串もの、煮込み、海鮮の小皿——つまみながら一杯やる文化が根づいている。落ち着いて地酒や日本酒を飲みたい人向けの店探しは横浜で神奈川の地酒が飲める店・買える店にまとめた。デートで夜の横浜を組み立てたいなら横浜デートの夜に地酒をも参考になる。
※ 写真はイメージです
夜景とカジュアルな食に合わせる一杯
みなとみらいのカジュアルな食には、軽やかに進む一杯が似合う。果汁の多いレモンサワーをソーダで割ったクラッチュは、海風の中で飲むのにちょうどいい爽やかさがある。一方、夜景を見ながら腰を据えて和の料理を味わうなら、米の旨味のある白笹鼓を合わせると食卓が落ち着く。場面に合わせて、軽い一杯ときちんとした一杯を選び分けてほしい。夏のあいだは、横浜のスポットでクラッチュが楽しめる機会もある。どこで買えるか・飲めるかをまとめて知りたい人は、後半の関連記事から確認してほしい。なお、車で来た人は飲まない。夜景の一杯は、その前提を守ってこそ気持ちよく楽しめる。
横浜駅周辺 — サクッと食べたい日のランチ
待ち合わせや乗り換えのついでにサクッと食べたいなら、横浜駅周辺がいい。駅ビルや地下街に飲食店が集中していて、選択肢が多く、雨の日でも地下でほぼ完結できる。
駅ナカ・地下街のランチ
横浜駅周辺で多いのは、駅ビルのレストランフロア、地下街の定食・麺類・カフェだ。中華、和食、洋食、ラーメンと、ジャンルがひと通りそろっているので、同行者の好みに合わせやすい。観光の合間にしっかり食べたい昼、夜の予定の前に軽く済ませたい夕方など、時間に追われる日の食事はこのエリアが頼りになる。ピーク時(正午前後と夕方)は混むので、少し時間をずらせると待たずに座れる。
横浜の食の起点として
横浜駅周辺は、中華街やみなとみらいへ向かう起点でもある。横浜駅でみやげのシウマイや地酒を仕込んでから、中華街やみなとみらいへ繰り出す——そんな組み立てもできる。横浜のお土産にお酒を選ぶ視点は横浜のお土産にお酒を選ぶならに詳しい。買う・贈るの具体はそちらへ送りたい。
一日の食べ歩きプラン — 時間帯で組み立てる
横浜は、食べるものを時間帯とエリアで組み立てると一日がきれいに流れる。同行者と季節で変わるが、ひとつの型として示しておく。
| 時間帯 | 食べるもの | エリア |
|---|---|---|
| 昼(11〜13時) | 本格中華のランチ・点心 | 中華街 |
| 午後(13〜16時) | 肉まん・小籠包・ごま団子の食べ歩き | 中華街 |
| 夕方(16〜18時) | 海を眺めるカフェ・散歩のひと休み | みなとみらい・山下公園 |
| 夜(18時〜) | 夜景ディナー or 野毛のはしご酒 | みなとみらい or 野毛 |
ポイントは、中華街で重めの昼と午後の食べ歩きをまとめ、夕方は海辺で歩いてお腹を落ち着け、夜にもう一度しっかり食べること。混雑する中華街を午後3時以降に持ってくると、人の波を避けやすい。海辺の散歩を食事のあいだに挟むと、一日が単調にならず、最後まで楽しく歩ける。
横浜の余韻を、家でも・手みやげにも
横浜を歩いた日の食の余韻は、家に持ち帰ることもできる。シウマイを温め直し、中華のおかずを並べれば、ちょっとした横浜の食卓になる。中華やカジュアルな日には果汁の多いクラッチュをソーダで一杯、和食やきちんとした日には神奈川の地酒・白笹鼓を一献——場面に合わせて選べば、港町を歩いた日の気分にすっと戻れる。
白笹鼓もクラッチュも、蔵元直送のオンラインストアで買える。横浜の手みやげに地酒を選ぶ視点は横浜のお土産にお酒を選ぶならに、横浜・鎌倉をまたいだみやげの選び方は鎌倉のお土産にお酒をにまとめてある。「買う・贈る」の具体はそちらへ。
PRODUCT
クラッチュ 湘南潮彩レモン40 — 大吟醸ベースのレモンサワー
果汁40%・糖類も香料も加えていない / 神奈川・湯河原産レモン100% / 25度
720ml ¥2,750・1800ml ¥4,950 / 蔵元直送・のし対応
クラッチュを見る →
※ 写真はイメージです
横浜グルメのまとめ
横浜で何を食べるか——答えは「エリアと時間帯で変える」だ。昼は中華街で本格中華、午後は肉まんや小籠包の食べ歩き、夕方はみなとみらいで海と夜景、夜は夜景ディナーか野毛のはしご酒。横浜駅周辺はサクッと食べたい日の頼みの綱になる。固有の名店を追いかけるより、この流れを頭に入れておくほうが、横浜の食はずっと楽しめる。
そして、その日の食卓に合わせる一杯として、中華やカジュアルな場面にはレモンサワーのクラッチュを、和の食卓やきちんとした席には神奈川の地酒・白笹鼓を、場面で選び分けてもらえたらうれしい。私たちは秦野の蔵から、港町を歩いた日の食卓に添えられる一本を届けている。横浜に行く日も、家で横浜の食を再現する日も、神奈川の地酒を思い出してもらえたら。
関連記事
- 横浜デートの夜に地酒を — みなとみらいから一歩入った日本酒時間
- 横浜のお土産にお酒を選ぶなら — 中華街・みなとみらいの帰りに
蔵の便りをメールで受け取りませんか?
新酒や季節限定の案内、神奈川の地酒の楽しみ方などをお届けしています。会員登録はこちら(無料)