ひれ酒に合う日本酒は純米酒|蔵元がすすめる一本と、家でつくるひれ酒の手順

ふぐ料理の店で出てくる、香ばしいひれ酒。干したふぐのひれを炙って、熱い燗酒を注いだものです。家でもつくれますが、そのとき迷うのが「どの日本酒を使えばいいのか」だと思います。

私たち金井酒造店(神奈川・秦野)では、ひれ酒には純米酒をおすすめしています。その理由と、当蔵の一本、家でつくる手順をまとめます。

目次

ひれ酒とは

ひれ酒は、干したふぐのひれを焦げ目がつくくらいに炙り、器に入れて熱い燗酒を注いだ飲み方です。ひれの香ばしさと旨味が酒に移り、時間がたつにつれて琥珀色になっていきます。

ひれ酒には純米酒をすすめる理由

ひれ酒は、酒を熱く燗にして、ひれの香ばしさと旨味を移して飲むものです。合わせる酒には、燗に向いていて、米の旨味やコクがある酒がほしいところです。

米と米こうじだけで造る純米酒は、米の旨味やコクを味わう方向の酒で、当蔵の純米酒も燗をおすすめしています。

反対に、当蔵の大吟醸・純米大吟醸・純米吟醸は、香りを楽しむために冷やして飲むことをおすすめしている酒です。熱い燗で使うひれ酒には、あまり向きません。

当蔵のおすすめ:白笹鼓 純米

ひれ酒に使うなら、白笹鼓 純米です。

種類 純米酒
精米歩合・度数 65%・14度
味わい 米のコクとふくよかな旨味。炊きたてのお米のような味わい
値段(税込) 720ml 1,760円/1,800ml 3,080円(2026年10月時点)

米のコクとふくよかな旨味を味わう純米酒で、燗にすると旨味がふくらむ、燗映えのする一本です。ふぐ料理の席で何杯かつくるなら、一升瓶も手頃です。

※ 写真はイメージです

家でつくるひれ酒の手順

  1. ひれを炙る:干したふぐのひれを、焦げ目がつくくらいまで炙ります。香ばしさがひれ酒の味のもとになります。
  2. 酒を熱く燗にする:純米酒を熱めに燗をつけます。燗の温度の呼び名では、熱燗が50℃前後、飛び切り燗が55℃以上です。ひれ酒には熱めの燗が向きます。
  3. 注いで蓋をする:炙ったひれを器に入れ、熱い酒を注いで蓋をします。少し置くと、ひれの香りと旨味が酒に移ります。

ひれは、ふぐ料理の店や通販で、干したものが売られています。

燗のつけ方や温度については熱燗に合う日本酒の選び方にまとめています。

よくある質問

ひれ酒に本醸造や普通酒は使えませんか? 使えないわけではありません。当蔵では、米の旨味のある純米酒をおすすめしています。

商品ページ

純米酒の選び方は、日本酒の種類の違いとあわせて日本酒の種類と選び方にまとめています。

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