鎌倉のお土産にお酒を — 古都を歩いた日の、定番みやげと違う選び方

鎌倉のお土産にお酒を — 古都を歩いた日の、定番みやげと違う選び方 ※ 写真はイメージです

鎌倉のお土産は充実している。鳩サブレー、クルミッ子、鎌倉野菜のピクルス、しらすせんべい。小町通りを歩けば、お土産に困ることはない。

でも、もらう側の気持ちを想像してみてほしい。鎌倉に行った友人からもらうお土産は、たいてい鳩サブレーかクルミッ子だ。嬉しいけれど、驚きはない。「鎌倉のお土産にお酒」と言われたら、ちょっと意外じゃないだろうか。その意外性こそが、地酒をお土産に選ぶ理由だ。

鎌倉のお土産にお酒を — 古都を歩いた日の、定番みやげと違う選び方(2) ※ 写真はイメージです

鎌倉に蔵元はない。だから「神奈川の地酒」を贈る

実は、鎌倉市内に日本酒の蔵元はない。「鎌倉の地酒」として売られているものがあるとすれば、それは県内の他の蔵から仕入れたものだ。

だから鎌倉のお土産としてお酒を選ぶなら、「鎌倉の酒」ではなく「鎌倉を旅した日に、神奈川の蔵元の酒を持ち帰る」という発想がいい。古都鎌倉を歩いて、帰りに神奈川の地酒を一本。鎌倉の風景と、神奈川の地酒を一緒に贈るイメージだ。

神奈川県内には14の清酒蔵元がある。秦野には丹沢の名水百選の水で仕込む金井酒造店があり、茅ヶ崎には湘南の蔵元・熊澤酒造がある。鎌倉からどちらも電車で30分程度の距離だ。

鎌倉に蔵元はなくても、神奈川には蔵元がある。鎌倉のお土産に地酒を選ぶのは、そういう発想だ。

鎌倉を歩いた日に選ぶ一本

鎌倉の一日を思い浮かべてみてほしい。鶴岡八幡宮を参拝して、小町通りを歩いて、長谷寺や大仏を見て、江ノ電に揺られて。その一日の記憶ごと、お土産に変える一本がある。

金井酒造店の白笹鼓(しらささつづみ)は、秦野市の蔵元が丹沢の名水百選の伏流水で仕込む酒だ。明治元年(1868年)の創業。鎌倉に蔵元はないが、同じ神奈川の中に、これだけの歴史と水を持つ蔵がある。

「鎌倉に行ってきたんだけど、同じ神奈川の蔵元の地酒を持ってきたよ。丹沢の名水で仕込んだやつ」——この一言で、お土産の格が変わる。白笹鼓の純米酒は食卓に合わせやすく、もらった人が扱いに困ることがない。大吟醸は特別感があるから、目上の方への贈り物にも向く。

日本酒が苦手な相手には、クラッチュ 湘南潮彩レモン40を。金井酒造店が大吟醸をベースに、湯河原産レモンの果汁40%で仕込んだレモンサワーの素だ。「湘南」の文字が入った神奈川らしいリキュールだから、鎌倉・湘南のお土産という文脈にぴったり合う。

鳩サブレーの袋の隣に、地酒の瓶を一本。それだけで、いつもの鎌倉土産に新しい層が加わる。

鎌倉・江ノ島エリアで地酒を手に入れる

鎌倉駅周辺の酒販店には、神奈川の地酒が並んでいることがある。小町通りや御成通りを散策しながら探してみるのも楽しいが、品揃えは店によって異なる。

確実に手に入れたいなら、蔵元のオンラインストアから取り寄せるのがいい。金井酒造店のオンラインストアなら蔵元直送で全国に届くし、ギフト包装にも対応している。鎌倉旅行の前に注文して帰宅後に届くようにしておけば、旅行の余韻とともにお土産を渡せる。

江ノ島まで足を延ばした帰りに、湘南の海を眺めながら「次は蔵元まで行ってみようか」と思ったら、金井酒造店は小田急線の渋沢駅から徒歩25分。鎌倉から電車を乗り継いで1時間ほどで、蔵見学もできる。

外国からのゲストに鎌倉土産として / For International Visitors

If you're visiting Kamakura and want to bring back authentic Japanese sake as a souvenir, look beyond the usual sweets. Kanagawa has 14 sake breweries, and Kaneishuzouten in Hadano city brews Shirasasa-Tsuzumi with spring water from the Tanzawa mountains.

Their "Kuracchu" craft lemon sour base (daiginjo-based, 40% citrus juice) is also a great gift — easy to enjoy for anyone, even those who don't usually drink sake.

鎌倉を訪れた外国のゲストにも、神奈川の地酒は喜ばれる。古都と地酒、最高の組み合わせだ。

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