湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日

神奈川って、不思議な県だと思いませんか。南には海が広がって、北には丹沢の山並みが迫っている。その両端を1日で走り抜けてしまえるのが、この県のドライブの醍醐味です。海の風をまとったまま山の空気の中に入っていく、あの景色の切り替わる瞬間がたまらなくて、晴れた週末になるとついハンドルを握りたくなります。

今回はそんな「海から山へ」のルートで、ちょっと特別なお酒を探しに行ってきました。

ドライブ土産に — 秦野の地酒

[白笹鼓 大吟醸 ¥4,400 →](/products/9)
[飲み比べセット 5銘柄 ¥3,850 →](/products/79)

目次

午前 — 湯河原・小田原、海とレモンの産地へ

朝9時、まずは湯河原を目指します。海沿いの国道135号線は、晴れた日には相模湾がびかびかと光って、まずそれだけで来てよかったと思わせてくれます。窓を少し開けると潮の匂いが入ってきて、気分はもう完全にドライブモード。

湯河原といえば温泉の印象が強いですが、実はレモンの産地としても知られています。温暖な気候と適度な傾斜地が柑橘の栽培に向いていて、地元の農家「やまげん」さんが丁寧に育てたレモンは、皮まで安心して使えるのが自慢です。道の駅などで産直のレモンを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。あの鮮やかな黄色と、傷ひとつない皮の手触りに、育てた人の気持ちが宿っているみたいで。

小田原に差し掛かると、城下町の落ち着いた雰囲気に変わります。海を背に、少しずつ内陸へ向かう準備が整ってくる感じがします。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 午前 — 湯河原・小田原、海とレモンの産地へ

湯河原やまげんのレモン。この黄色が、のちに出会う一本のお酒に宿っています。

昼 — 秦野へ。多奈加のうどんで、腹ごしらえ

東名の秦野中井ICで高速を降りると、空気がすっと変わります。山が近い。丹沢の稜線がぐっと迫ってきて、さっきまでいた海沿いと同じ神奈川とは思えないほどです。

お昼は秦野市内の「多奈加」へ。地元で長く愛されているうどんの店で、出汁のきいたつゆとコシのある麺が、ドライブの疲れをやんわりほぐしてくれます。店内は混み合うこともあるので、少し早めに着くのがおすすめです。うどんをすすりながら、「この後どこ行く?」なんて話しているうちに、午後の楽しみへの期待がじわじわ高まってきます。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 昼 — 秦野へ。多奈加のうどんで、腹ごしらえ

出汁の香りが、山間の昼どきにやさしく広がります。

蔵の便りをメールで受け取りませんか? 新酒の案内や季節限定酒の情報をお届けしています。会員登録はこちら(無料)

午後 — 金井酒造店。山の名水と、海のレモン

東名秦野中井ICから車で約15分。金井酒造店は、秦野の静かな住宅地にひっそりと、でも確かな存在感で建っています。

秦野は「名水の里」として知られていて、丹沢の山々がゆっくりと時間をかけて濾過した水が、市内各所の湧水として湧き出しています。金井酒造店の代表銘柄「白笹鼓」は、まさにその秦野の名水で醸された日本酒です。口に含むとすっきりとしていて、それでいてお米の旨みがちゃんと後から来る。山の水らしい、透明感のある味わいです。

そして今回のドライブのもう一つの目的が、「クラッチュ 湘南潮彩レモン40」。朝に通ってきた湯河原やまげんのレモンを使った、大吟醸ベースのリキュールです。果汁を40%も使っているので、レモンの香りがぐわっと広がって、でも大吟醸の上品な甘さがそれを包んでいる。海のレモンが、山の蔵で一本のお酒になっている。そう思うと、このドライブ自体がそのままこのお酒のルーツをなぞっているようで、なんだか嬉しくなりました。

直売所では試飲もできます(運転手さんはガマンしてください、帰ってからのお楽しみです)。スタッフの方が気さくに話しかけてくださるので、造りのこだわりや季節限定品のことなど、気になったことはどんどん聞いてみてください。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 午後 — 金井酒造店。山の名水と、海のレモン

秦野の静かな空気の中に建つ金井酒造店。直売所で出会う一本が、今日一番の思い出になるかもしれません。

寄り道 — 白笹稲荷神社と田原ふるさと公園

蔵を出たら、もう少しだけ秦野を散歩しましょう。金井酒造店のほど近くにある「白笹稲荷神社」は、関東三大稲荷のひとつとも呼ばれる古社です。境内に入ると木立がひんやりとした空気を作っていて、さっきの試飲の余韻(お茶で口直しした後でも)と合わさって、不思議と落ち着いた気持ちになります。

「田原ふるさと公園」は、丹沢の山並みを借景にした広い公園です。菜の花や桜の季節は特に美しく、秦野の空の広さが実感できます。お酒を買った紙袋を脇に置いて、少しだけベンチに座って山を眺める。贅沢な午後の過ごし方だと思います。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 寄り道 — 白笹稲荷神社と田原ふるさと公園

丹沢を背景に広がる秦野の空。ここに来ると、距離より時間で旅を測りたくなります。

ルートまとめ

今回走ったルートはこんな感じです。神奈川の「縦断」を日帰りで楽しめる、ちょうどいい距離感です。

湯河原(レモン産地・海沿い観光)→ 小田原(通過・城下町散策)→ 秦野(昼食・蔵・神社・公園)

  • 総距離: 約60〜70km

  • 所要時間: 5〜6時間(観光・食事込み)

  • アクセス: 金井酒造店は東名高速「秦野中井IC」から約15分

渋滞を避けるなら朝早めのスタートがおすすめ。帰りの東名は夕方から混み始めるので、17時前には秦野を出るとスムーズです。

帰りの車の中、助手席の戦利品たち

助手席の足元に、紙袋がひとつ。中には「クラッチュ 湘南潮彩レモン40」と「白笹鼓」が、仲良く並んでいます。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 帰りの車の中、助手席の戦利品たち

海から山へ、約1日かけて走ってきた道のりが、そのままこの2本に詰まっているような気がします。今朝眺めた相模湾の光と、蔵の前で嗅いだ木と水の匂い。高速に乗って帰路につくころには、窓の外の景色がもうオレンジ色になっていました。

湘南から丹沢へ、神奈川ドライブ — 海のレモンと山の日本酒を巡る一日 — 帰りの車の中、助手席の戦利品たち

今夜はレモンのリキュールをソーダで割って、まずは乾杯しようと思います。白笹鼓はもう少し後で、ゆっくりと。

神奈川は、まだまだ走り足りない気がしています。

ドライブ土産に — 秦野の地酒

湘南〜丹沢ドライブの帰りに。秦野の蔵元・金井酒造店の直売所でお買い物いただけます。

[白笹鼓 大吟醸 ¥4,400 →](/products/9)
[飲み比べセット 5銘柄 ¥3,850 →](/products/79)
[来店受け取りについて →](/pages/local-pickup)

秦野の蔵から、季節の便りをお届けしています

新酒ができたこと、蔵で何が起きているか、次の季節限定酒のこと—— 金井酒造店のメールマガジンでは、蔵の日常と旬のお知らせをお届けしています。 会員登録いただくと、新商品の先行案内や限定酒の情報もお届けします。

会員登録する(無料) ※ 登録時に「メールマガジンを受け取る」にチェックを入れてください


あわせて読みたい


あなたに合う日本酒を見つけてみませんか?

蔵元のAIが、好みに合う一本を選びます。所要時間は約3分。

蔵元AI日本酒診断を試してみる →
一覧に戻る