箱根のホテルで出会う、神奈川の地酒——白笹鼓が選ばれる理由

箱根には、神奈川の地酒を置くホテルがある。

夕食の席で、温泉上がりのバーで——そこで手にしたグラスが、秦野市の金井酒造店が醸す白笹鼓や黒笹リバイブだったかもしれない。この記事は、そのときの一杯を覚えていてくれた人のために書いた。


箱根のホテルで出会える酒

箱根のホテルで出会う、神奈川の地酒——白笹鼓 — 箱根のホテルで出会える酒 ※ 写真はイメージです

ホテルによって異なるが、金井酒造店の酒は以下のようなラインナップで提供されている。

白笹鼓 純米酒
米の旨みをまっすぐに引き出した食中酒。やわらかい口当たりで、どんな料理にも主張しすぎず寄り添う。

白笹鼓 本醸造
すっきりとした飲み口の定番。冷やしても燗にしても形を変えず、気負いなく飲める一本。

白笹鼓 大吟醸
穏やかな香りと、きれいに消える後味。特別な夜の食卓に静かに添う酒だ。

黒笹リバイブ
白笹鼓とは異なる顔を持つクラフトライン。日本酒の枠を少し外れた、新しい表情を楽しんでほしい。

季節の酒
時期によって、しぼりたての新酒や限定品が加わることがある。


丹沢と箱根——山がつなぐ一杯

箱根のホテルで出会う、神奈川の地酒——白笹鼓 — 丹沢と箱根——山がつなぐ一杯 ※ 写真はイメージです

秦野市と箱根町は、同じ神奈川県西部にある。車で約30分の距離だ。

金井酒造店の仕込み水は、表丹沢の伏流水。環境省の名水百選に選ばれた、軟水寄りの中硬水だ。丹沢の山並みは、箱根の外輪山へと連なる。同じ山域に属するこの土地で湧く水が、白笹鼓の骨格をつくっている。

箱根で口にした一杯は、30分先の山から届いた酒だ。


温泉と日本酒

温泉上がりに日本酒を飲む、という習慣は合理的だ。

体が芯から温まり、血の巡りがよくなった状態で飲む酒は、平時とは違う透明感がある。白笹鼓のやわらかな口当たりは、その状態の身体に自然に溶け込む。香りを主張しすぎず、旨みが静かに広がる。箱根の夜にあの一杯が記憶に残ったとすれば、温泉と酒の相性もその理由のひとつかもしれない。


気に入ったなら、蔵まで来てほしい

箱根から秦野まで、車で約30分。

金井酒造店では蔵見学を受け付けている(要予約)。仕込み水を口にして、仕込み場を見て、白笹鼓を試飲する。ホテルで飲んだ酒が、どんな水で、どんな場所で醸されているかを知ると、同じ酒がまた違う味わいに感じられる。

箱根の帰り道、少し足を伸ばしてもらえれば嬉しい。


一杯の出会いを、これからへ

箱根のホテルで私たちの酒に触れてくれたこと、蔵元として率直にありがたく思っている。

旅先での偶然の一杯が気に入ったなら、ぜひオンラインストアからも手に取ってほしい。ホテルで提供しているラインナップはもちろん、季節の酒や贈答用の箱入りまで揃っている。箱根での出会いが、金井酒造店との続きになれば幸いだ。


白笹鼓のラインナップを見る → 金井酒造店オンラインストア
蔵見学・アクセス → 蔵見学のご案内

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