お茶割りにおすすめのお酒 — 水で割るだけで本格お茶割りが完成する「お茶のお酒」という選択

居酒屋の緑茶ハイが好きで、家でも飲みたい。そう思って焼酎とお茶を買ってきたものの、なんだか思った味にならない——そんな経験はないでしょうか。お茶割りは手軽なようで、実はお茶の濃さや温度で味がかなり変わる、ちょっと奥の深い飲み物です。

この記事では、お茶割りをおいしく飲むための考え方を整理しつつ、「お茶のお酒(リキュール)を水で割る」という、もう一段手軽で本格的な選択肢を紹介します。最後に、神奈川・足柄の茶葉でつくった蔵元の一本にも触れます。

目次

そもそもお茶割りとは

お茶割りは、焼酎などのお酒をお茶で割った飲み物の総称です。緑茶で割れば「緑茶ハイ」「緑茶割り」、ウーロン茶なら「ウーロンハイ」、ほうじ茶や麦茶で割ることもあります。甘くなく、料理に合わせやすいので、食事と一緒にだらだら飲める一杯として人気があります。

ベースのお酒は甲類焼酎が定番です。クセが少なく、お茶の風味を素直に通してくれるからです。お茶の香りそのものを楽しみたい飲み方なので、ベースは主張しすぎないほうが向いている、と考えるとわかりやすいと思います。

自分でお茶割りを作るときに、味が決まりにくい理由

家でお茶割りを作るとき、つまずきやすいのはお茶の側です。

ペットボトルの緑茶で割ると、手軽な反面、香りが弱くて水っぽくなりがちです。かといって急須で淹れたお茶を使うと、淹れ方や温度で濃さが毎回変わり、渋すぎたり薄すぎたりと安定しません。お湯出しと水出しでも味が変わります。お酒とお茶の比率も、好みを探り当てるまで何度か作ってみる必要があります。

つまり、お茶割りを「本格的」にしようとすると、お茶を淹れる手間と、味を安定させる難しさがついてくる。ここが、お茶割りの地味なハードルです。

「お茶のお酒」を水で割る、という近道

そこで出てくるのが、最初からお茶を溶かし込んだお酒——いわゆる**お茶のお酒(茶リキュール)**です。緑茶リキュール、抹茶リキュールといった呼び方もあります。

このタイプは、お酒のなかにすでにお茶の香りと旨みが入っているので、水で割るだけでお茶割りが完成します。お茶を淹れる必要も、ペットボトルを買い置きする必要もありません。比率を変えれば濃さも自在で、毎回同じ味で飲めるのが利点です。

ただし、お茶のお酒にも幅があります。甘く仕上げたデザート寄りのリキュールも多く、これはこれでアイスやソーダと合わせるとおいしいのですが、「食事に合う、すっきりしたお茶割り」を求めている人には甘すぎることがあります。

選ぶときに見ておきたいのは、ざっくり次のあたりです。

  • 糖類や香料で甘く・お茶っぽく仕立てているのか、お茶葉そのものの風味で作っているのか
  • 緑茶か、抹茶か、ほうじ茶か(香りと渋みの方向性が変わります)
  • 水割り・ロック向きか、ソーダやミルク向きの甘いタイプか

食事に合わせて飲みたいなら、甘さ控えめで、お茶葉の風味で作られたタイプを水割りで——というのが、いちばん外しにくい組み合わせだと思います。

蔵元がお茶葉で造った、水割り向きの一本「クラッチャ 足柄茶」

「甘さ控えめで、お茶葉の風味そのもの」という条件で作ったのが、金井酒造店のクラッチャ 足柄茶です。神奈川県秦野市の酒蔵が、同じ神奈川・足柄の地場茶「足柄茶」を使って仕込んだクラフトリキュールです。

特徴は、足柄茶を粉茶と抹茶のダブルで使っていること。粉茶がすっきりした香りとほのかな渋みを、抹茶がまろやかな旨みと深い香りを受け持ちます。ベースは清酒で、お茶の繊細な香りを邪魔しないように設計しています。糖類・香料は加えていません。だから、水で割ると「甘いリキュール」ではなく「ちょっと濃いめの、香りのいいお茶割り」に近い一杯になります。

クラッチャ 足柄茶(お茶のお酒・茶リキュール)

クラッチャ 足柄茶

清酒をベースに、神奈川・足柄の地場茶「足柄茶」を粉茶と抹茶のダブルで合わせたクラフトリキュール。糖類・香料は加えず、茶葉の旨みと香り、ほのかな渋みをそのままお酒に。水で割るだけで本格的なお茶割りになります。目安はお酒1に対して水2〜3。ロックやお湯割りでも楽しめます。アルコール度数25度。

720ml ¥2,750(税込)/1800ml ¥4,950(税込)

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おいしいお茶割り(水割り)の作り方

クラッチャ 足柄茶でお茶割りを作るのはとても簡単です。氷を入れたグラスにお酒を注ぎ、水を加えて軽く混ぜるだけ。比率はお酒1に対して水2〜3が目安で、薄めが好きなら水を増やしてください。お茶を淹れる工程がない分、毎回ぶれずに同じ味になります。

冷たくキリッと飲みたい日はロックで。寒い日や食後にゆっくり飲みたいときはお湯割りにすると、抹茶の香りが立ってまた違う表情になります。甘さ控えめなので、和食はもちろん、揚げ物や脂っこい料理の合間に挟むと口の中がさっぱりします。

焼酎で緑茶ハイを作る楽しさももちろんありますが、「淹れる手間なく、毎回おいしいお茶割りを」という人には、お茶のお酒を水で割るやり方が手軽で確実です。

※ 写真はイメージです

まとめ

お茶割りをおいしく安定して飲みたいなら、お茶を淹れて焼酎で割るほかに、「お茶のお酒を水で割る」という近道があります。なかでも、糖類・香料に頼らず茶葉の風味で作られたタイプを選べば、食事に寄り添う本格的なお茶割りになります。

クラッチャ 足柄茶は、神奈川の蔵が神奈川の地場茶で仕込んだ、まさにそのための一本です。お茶割り好きの方や、甘くないお茶のお酒を探している方は、一度試してみてください。

※ 写真はイメージです

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