梅酒の度数はどれくらい?平均と、ロック・ソーダ割り・水割りの割合別

梅酒は甘くて飲みやすいぶん、度数を意識せずに飲んでしまいがちです。「これって何度あるんだろう」と気になったことのある人に向けて、目安をまとめておきます。

先に結論を書くと、市販の梅酒の度数はおおむね8〜15%前後。日本酒やワインと同じくらいか、少し低いあたりです。 ただし割り方でかなり変わるので、そこも合わせて整理します。

※ 写真はイメージです

目次

梅酒の度数の目安

梅酒は「リキュール」に分類されるお酒です。度数はつくり方や商品によって幅がありますが、市販品では8〜15%前後に収まることが多いです。

参考までに、ほかのお酒と並べるとこうなります。

お酒 度数の目安
ビール 5%前後
梅酒 8〜15%前後
ワイン 12〜14%前後
日本酒 15〜16%前後
焼酎 20〜25%前後

「甘いから度数も低い」とは限らないのが梅酒の注意点です。甘みで飲みやすくなっているぶん、ストレートで重ねると思ったより効いてきます。

度数が変わる理由は「ベースのお酒」

梅酒の度数を決めているのは、漬け込むベースのお酒です。ホワイトリカー(甲類焼酎)で漬けたものは度数が高めに、日本酒で漬けたものは低めに出る傾向があります。

日本酒そのものが15〜16%程度なので、そこに梅と糖分が加わると、仕上がりは10%前後に落ち着きます。「梅酒は強くて苦手」という人に日本酒ベースが向くのは、この度数の低さも理由のひとつです。

私たちが造っている「白笹鼓 ウメザケ」は、9度以上10度未満。市販の梅酒のなかでは低めの部類に入ります。原材料は梅果(秦野産)・清酒(国産米)・果糖の三つだけで、余計なものを足していません。

割り方別・度数の目安

ここからが実用的な話です。同じ梅酒でも、割り方で度数はこれだけ変わります。度数10%の梅酒を例に計算すると、こうなります。

飲み方 割合(梅酒:割り材) おおよその度数
ストレート 約10%
ロック 氷が溶けるぶん薄まる 約8〜9%
水割り・お湯割り 1:1 約5%
ソーダ割り 1:2 約3.3%
ソーダ割り(軽め) 1:3 約2.5%

計算は単純で、梅酒の度数 ÷(1+割り材の比率)です。梅酒40mlに炭酸80mlなら1:2なので、10% ÷ 3 = 約3.3%。缶のチューハイ(5%前後)より軽い一杯になります。

ロックは「薄まらない飲み方」と思われがちですが、氷が溶けるぶん少しずつ度数は下がります。逆に言えば、最初の一口といちばん最後で味わいが変わるのがロックの面白さでもあります。

度数が低い梅酒を選びたいときは

お酒に強くない人や、食事と一緒に長く飲みたい場面では、度数が低めの梅酒が扱いやすくなります。選ぶときの目安は二つ。

ひとつは、ラベルの度数表示を見ること。 8〜10%台のものは、そのままでも重くなりません。もうひとつは、ベースのお酒を見ること。 日本酒ベースの梅酒は度数が控えめに出やすく、口当たりもやわらかい傾向があります。日本酒ベースの梅酒については梅酒のおすすめは日本酒ベース|ふつうの梅酒との違いにまとめました。

そのうえで、度数を下げたいなら割ればいいというのがいちばん簡単な答えです。上の表のとおり、ソーダで1:2に割れば3%台。度数の高い梅酒でも、割り方でいくらでも調整できます。

白笹鼓 ウメザケ(日本酒ベースの梅酒・9度台)

白笹鼓 ウメザケ

アルコール度数 9度以上10度未満。原材料は梅果(秦野産)・清酒(国産米)・果糖の三つだけ。仕込みは日本酒に対して梅の実40%(重量比)、熟成した梅酒を継ぎ足して深みを重ねています。全国梅酒品評会 日本酒梅酒部門 銀賞。
720ml ¥2,750(税込)

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自分で漬けるときの度数の話(法律の注意)

自家製梅酒をつくるときは、法律上のきまりがあります。酒税法では、アルコール度数20度未満のお酒で果実を漬けることが認められていません。 ホワイトリカーが35度前後で売られているのは、このためです。日本酒で漬けたい場合も、20度以上のものを選ぶ必要があります。

ベースのお酒で梅酒がどう変わるかは梅酒のベース比較|ホワイトリカー・ブランデー・焼酎・日本酒に書いています。

まとめ

市販の梅酒の度数は8〜15%前後。ベースがホワイトリカーなら高め、日本酒なら低めに出やすい。そして割り方しだいで2〜10%の範囲に自由に調整できます。ソーダで1:2に割れば3%台まで下がるので、「梅酒は強い」と感じている人ほど、割り方から入ってみてほしいと思います。

飲み方ごとの味の変化や、合わせる料理は梅酒に合う料理 — 日本酒ベースのウメザケで試したペアリングにまとめています。

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度数の話は、甘くない梅酒の選び方とあわせて読むと選びやすくなります。度数が高いほど甘さが締まって感じられるためです。梅酒とは何かという基本や、贈り物として選ぶ場合の梅酒ギフトの選び方もどうぞ。

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