お年賀はお菓子以外で — 年始の挨拶に日本酒という選択肢
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お年賀を探していて「お菓子以外」で検索する人は、たいてい理由がはっきりしている。年始は菓子折りが重なる。甘いものを食べない家もある。日持ちのするものを選びたい。そのどれかだ。
菓子以外で年始の挨拶に持っていけるものを考えると、選択肢はそれほど多くない。その中で日本酒は、正月の食卓にそのまま乗る点で扱いやすい。神奈川・秦野で明治元年から酒を造っている金井酒造店から、お年賀に向く選び方をまとめる。
*※ 写真はイメージです*
目次
お菓子以外が選ばれる理由は、だいたい3つ
ひとつは、かぶること。年始の挨拶が集まる家では、同じような菓子折りが三つ四つ並ぶ。開ける順番を考えているうちに日が経ってしまう。
ふたつめは、相手が甘いものを食べない場合。本人が食べなくても家族が食べるという読みは当たることもあるが、外すこともある。
みっつめは日持ち。年始は冷蔵庫も食卓も埋まっている。常温で置いておけて、好きなときに開けられるものは、受け取る側の都合に合わせやすい。
日本酒はこの3つに当てはまる。甘いものではないし、未開封なら常温で置ける。そして正月は、酒を開ける口実がいくらでもある季節だ。
1,000〜2,000円台で渡すなら
お年賀は、お歳暮より軽い金額で渡されることが多い贈り物だ。手土産に近い感覚で、1,000円台から2,000円台で選ぶ人が多い。
この帯なら、普段の食卓に置ける定番が向く。うちでいえば白笹鼓の本醸造と純米。本醸造は720mlで税込1,540円、純米は1,760円。どちらも精米歩合65%前後の、毎日飲む側の酒だ。「いいものを一本」ではなく「普段の晩酌に足してもらう一本」として渡せる。
2,000円台で「自分では買わないもの」を渡すなら
同じ金額でも、相手が自分では買わないものを選ぶと印象が変わる。年に一度の挨拶なら、そちらのほうが記憶に残る。
黒笹 Edenは精米歩合60%の純米吟醸で、720ml 税込2,200円。Kura Master 2025の純米酒(精米歩合51〜65%)部門でプラチナ賞を取っている。受賞の話を一言添えられるのは、渡すときに使いやすい。
酒をあまり飲まない家に持っていくなら、梅酒という手もある。白笹鼓のウメザケは秦野産の梅を蔵の従業員が手摘みして、日本酒に対して梅の実を重量比40%で仕込んだもの。アルコールは9度台で、原材料は梅果・清酒・果糖の3つだけ。全国梅酒品評会の日本酒梅酒部門で銀賞、はだのブランド認定品。720ml 税込2,750円。ロックでも水割りでも炭酸割りでも飲めるので、日本酒をそのままでは飲まない相手にも渡しやすい。
数人で分けるなら、飲み比べのセット
職場やご近所など、複数の人がいる場所へのお年賀なら、小瓶が並ぶセットのほうが収まりがいい。白笹鼓の5銘柄飲み比べスターターキットは箱付きで税込3,850円。その場で分けられるし、「どれが好きだった?」という話が次に続く。
のしは無料で付けられる
お年賀の表書きは、一般に「御年賀」または「お年賀」と書かれる。水引は紅白の蝶結びが使われることが多い。
うちのオンラインストアでは、のしと包装は無料で選べる(蝶結び/結び切り慶事/結び切り弔事/包装のみ)。木箱に入る商品は木箱あり・なしを選べて、化粧箱は600円、手提げ袋は165円。訪問して手渡しするなら、手提げ袋まで用意しておくと当日が楽になる。
渡す時期について一般に言われる「松の内まで」の考え方や、喪中の場合の扱いは、地域や家によって違う。迷うところなので、別の記事で作法だけをまとめる。
まとめ
お菓子以外でお年賀を選ぶなら、日本酒は正月の食卓にそのまま乗る点で扱いやすい。1,000〜2,000円台なら本醸造や純米、2,000円台で記憶に残したいなら受賞のある純米吟醸、酒をあまり飲まない家なら梅酒、複数人のところへは飲み比べのセット。のしと包装は無料で付けられる。




