お茶割り・緑茶ハイとは — 定義と由来、焼酎との違い、度数のはなし
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居酒屋のメニューで「緑茶ハイ」をよく見かけるけれど、お茶割りと何が違うんだろう。そう思ったことはないでしょうか。呼び名がいくつもあって、正直ちょっとややこしい飲み物です。
ここでは、お茶割り・緑茶ハイとは何かを、定義・呼び名の由来・焼酎との関係・度数の目安という順で、なるべくすっきり整理してみます。具体的な作り方や比率はお茶割りの作り方と黄金比にまとめているので、ここでは「そもそも何なのか」に絞ります。
※ 写真はイメージです
お茶割りとは
お茶割りとは、焼酎などのお酒をお茶で割った飲み物の総称です。何のお茶で割るかは決まっていなくて、緑茶・ほうじ茶・麦茶・ウーロン茶など、いろいろあります。甘くなく、香ばしさやさっぱり感があるので、食事と一緒にだらだら飲める一杯として親しまれてきました。
甘いカクテルやサワーと違って、お茶割りは「お酒をお茶の風味でやわらげる」方向の飲み物です。だから食中酒として強く、最後まで飲み飽きしにくいのが持ち味だと思います。
緑茶ハイ・緑茶割りとは
緑茶ハイは、お茶割りのなかでも緑茶で割ったものを指します。緑茶割りもほぼ同じ意味です。
「ハイ」は「ハイボール」が縮まった言い方です。もともとハイボールはウイスキーのソーダ割りを指しましたが、日本では焼酎を炭酸やお茶などで割ったものも「〇〇ハイ」と呼ぶようになりました。レモンサワーが「レモンハイ」と呼ばれるのと同じ流れで、緑茶で割れば緑茶ハイ、ウーロン茶ならウーロンハイ、という具合です。
つまり、お茶割りという大きなくくりの中に、緑茶ハイ(緑茶割り)があると考えるとわかりやすいです。
焼酎以外でも作れる
お茶割り・緑茶ハイのベースは甲類焼酎が定番ですが、「焼酎でなければいけない」というルールはありません。クセの少ないお酒なら、お茶の風味を素直に通してくれます。
実際、お茶を溶かし込んだリキュール(お茶のお酒)を水で割って、お茶割りに近い一杯を作ることもできます。ベースが焼酎かどうかより、「お茶が主役になっているか」が、お茶割りらしさの肝だと考えると整理しやすいです。お酒選びの考え方はお茶割りにおすすめのお酒で掘り下げています。
度数の目安
お茶割りの度数は、ベースのお酒と割る比率で変わります。
甲類焼酎は25度前後が一般的です。これをお茶でお酒1:お茶3くらいに割ると、おおよそ6〜7度前後に落ち着く計算になります。薄めに作れば5度を切ることもありますし、お酒を多めにすれば10度を超えることもあります。自分で割るぶん、濃さも度数も自由にコントロールできるのが、お茶割りの気楽なところです。
ちなみに、お茶のお酒(茶リキュール)を使う場合も考え方は同じで、リキュールの度数を水でどれだけ割るかで仕上がりが決まります。
蔵元がお茶葉で造った一本
「お茶のお酒を水で割る」を前提に作ったのが、金井酒造店のクラッチャ 足柄茶です。神奈川・足柄の地場茶「足柄茶」を、粉茶と抹茶のダブルで溶かし込みました。ベースは清酒で、糖類・香料は加えていません。度数は25度なので、お酒1:水2〜3で割ると、ちょうど濃いめのお茶を飲むような感覚になります。
クラッチャ 足柄茶
清酒をベースに、神奈川・足柄の地場茶「足柄茶」を粉茶と抹茶のダブルで合わせたクラフトリキュール。糖類・香料は加えていません。水で割るだけで本格的なお茶割りになります。アルコール度数25度、目安はお酒1に対して水2〜3。
720ml ¥2,750(税込)/1800ml ¥4,950(税込)
クラッチャ 足柄茶を見る・購入する →まとめ
お茶割りはお酒をお茶で割った飲み物の総称で、緑茶で割ったものが緑茶ハイ・緑茶割りです。ベースは焼酎が定番ですが、お茶のお酒を水で割っても作れます。度数は割り方しだいで、自分の好みに合わせられます。呼び名にとらわれず、「お茶が主役の食中酒」と捉えると、いちばんしっくりくる飲み物だと思います。