お酒のプレゼント — 相手・行事・予算・酒の種類から選ぶ

お酒をプレゼントに選ぶとき、迷うところは三つに分かれる。誰に贈るのか、どの行事で贈るのか、何を贈るのか。この三つのどれかが決まれば、残りは自然に絞れていく。

神奈川・秦野で明治元年から酒を造っている金井酒造店が、相手・行事・予算・酒の種類から選べるように並べました。個別の場面は記事に分けてあるので、近いものから読んでください。

*※ 写真はイメージです*

目次

もらって嬉しいお酒の条件

酒のプレゼントが喜ばれるかどうかは、だいたい四つの条件で決まる。

ひとつめは消えること。飲めば無くなるので相手の家に物が増えない。贈答で「消えもの」が定番なのは、この一点が大きい。

ふたつめは自分では買わないもの。普段の買い物で手が伸びない価格帯や、知らなかった産地のもの。「もらったから開けた」が成立すると記憶に残る。

みっつめは相手が時期を選べること。未開封で常温に置けるものは、いつ開けるかを相手が決められる。年末年始のように予定が埋まっている時期は、これが効く。

よっつめは人数に合うこと。一人暮らしの家に一升瓶が届くと、嬉しさより置き場所の問題になる。

この四つを分解した話はお歳暮でもらって嬉しいものに書いた。お歳暮の話として書いているが、条件の考え方はどの場面でも同じだ。

避けたほうがいいもの

相手の家に残るものは、贈り物には向きにくい。置き場所を決めてもらうことになるからだ。

酒で気をつけたいのは三つ。相手が飲むか分からないときは720mlまでにとどめる。一升瓶は飲まない家では処理まで相手の仕事になる。要冷蔵のものは、冷蔵庫の空きを前提にしてしまう。年末年始は特に避けたい。度数の高いものだけを贈ると、弱い相手は開けられない。

相手が飲めるか分からない場合は、割って飲むものを選ぶと濃さを相手が決められる。お酒が弱い人へのプレゼントと日本酒が苦手な人に贈るお酒にまとめた。

誰に贈るかで選ぶ

相手が決まれば、金額と容量はほぼ決まる。

いつ贈るかで選ぶ(行事)

行事の贈り物は、時期とのしの書き方が決まっている。作法を外すと中身が良くても印象が変わるので、時期の記事から読むのが早い。

冬

春・夏・秋

お祝いごとに贈る

お祝いは、のしの水引が場面で変わる。縁起の考え方も記事ごとに書き分けた。

何を贈るかで選ぶ(酒の種類)

相手が普段飲んでいるものの延長を選ぶほうが、外れにくい。日本酒を飲まない相手に日本酒を贈るより、割って飲めるものを選んだほうが開けてもらえる。

予算で選ぶ

金額は相手との距離で決まる。毎年続く贈り物なら、続けられる帯に置くほうが長持ちする。一度上げると翌年から下げにくい。

おおまかには、1,000〜2,000円はお返しを気にさせない帯、2,000〜3,000円がいちばん選択肢が広く、3,000〜5,000円が季節の贈り物とお祝い、5,000〜10,000円が取引先と目上の方、10,000円以上は一升瓶か複数本の組み合わせになる。

帯ごとに何が選べるかはお酒のプレゼントを予算で選ぶに分けてまとめました。のし(無料)・木箱(+1,100円)・化粧箱(600円)で、金額を上げずに印象を変える方法もそちらに書いています。

旅の土産として贈る

旅先で買う酒は、重さと割れが効いてくる。720mlが扱いやすく、持ち歩きたくないなら蔵元から直送もできる。

会社として贈る

会社の名前で贈る場合は、のしに社名と代表者名を入れる。配る相手が複数なら、一本の高いものより分けられる形のほうが置きやすい。

のし・包装・直送

うちのオンラインストアでは、のしと包装を無料で選べる。種類は蝶結び、結び切り(慶事)、結び切り(弔事)、包装のみの4つ。お祝いや季節の挨拶なら蝶結び、婚礼や弔事は結び切りになる。

木箱は純米大吟醸と大吟醸で選べて、720mlでは木箱ありが1,100円の差。化粧箱は600円、手提げ袋は165円(1本入れ/2本入れ)。手渡しで持っていくなら手提げ袋まで用意しておくと当日が楽になる。

蔵元から直送でき、相手先への直送とお届け日時の指定もできる。包み方の考え方は日本酒のプレゼント — 予算と相手で決める、贈って喜ばれる一本にも書いた。

まとめ

お酒のプレゼントは、誰に・いつ・何を、のどれかから決める。もらって嬉しいものの条件は、消えること・自分では買わないこと・時期を相手が選べること・人数に合うこと。相手が飲むか分からないときは720mlまでにして、割って飲めるものを選ぶと濃さを相手が決められる。金額は続けられる帯に置いて、中身を変えるほうが長持ちする。

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のしと包装は無料。蔵元から直送でき、お届け日時も指定できます。

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